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「HMB」って何?

アスリートの方やボディビルダーの方を始めとする、毎日ハードなトレーニングをしている人達にとって欠かせないのは、筋肉を育むためのサポートです。
代表的なものにプロテインやBCAAなどがありますが、プロテイン以上の働きに期待され、さらには太りにくいとも言われ、近年注目を集めている「HMB」をご存知でしょうか?

HMB(エイチエムビー)とは?

HMBは正式名称をB-ヒドロキシ-B-メチル酪酸といい、BCAAの一つであるロイシンの代謝物で、筋肉の合成作用の促進と分解作用の抑制に加えて、脂肪を減少させる働きが期待できます。

HMBは、 必須アミノ酸“ロイシン”から体内合成されますが、日々の生活の中で摂取するには大変難しいと言われています。
必須アミノ酸である“ロイシン”は体内で合成されず、食べ物、飲料など体外摂取するしか方法がありません。そのため代謝産物であるHMBを直接摂取する方法が注目されています。

HMBの摂取方法は?

HMBの適正摂取量は1日あたり1.6~3gとされていて、これを数回に分けて摂取するのが良いとされています。

さらに、HMBの働きを最大限引き出し、その働きを最も享受するにはトレーニングの60分~120分前までにこれを摂取するのが良いとされています。個人差もありますがHMBは摂取された後、上記の時間位を目安に血中濃度がピークになるという特性があるからです。

また、HMBは継続的に摂取することでその働きをより大きくするという性質も持ち合わせています。

HMBの安全性

HMBの安全性について、国際スポーツ栄養学会による公式の調べによると「HMBは人体に全く問題ない成分である」と結論がでています。

HMBはBCAAの一つであるロイシンの代謝物であり、生活の一部に組み込まれている成分であるため、決して有害な物質ではなく、また人体に悪影響を及ぼす可能性は低いと言われています。

医学界の論文でもHMBを適正量の2倍を1ヶ月間摂取し、生活した後に健康師団を行う実験が取り上げられていましたが、この実験でも人体になんら悪影響は見られず、HMBの無害性を証明する実験となりました。

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